実は、今、私が住むマンションの理事会でホームページを一新する作業が進められており、ホームページ作成講座を開くなどの応援をしています。理事会の下では、ハイキング、囲碁、美術、俳句など、日々さまざまなクラブ活動が行われており、その中の代表的なものにガーデニングクラブがあります。

ガーデニングクラブ独自のホームページもあり、これも今後一新する予定となっています。ホームページのデザインや掲載内容などを検討する中で、ふと花にまつわる神話や伝説などを取り上げるのも面白いのではないかと思いつき、原稿を書き始めています。今日は、その中のひとつを紹介したいと思います。

その昔、世界中の音楽ファンを魅了した男性4人のコーラス「ザ・ブラザーズ・フォー」の名曲のひとつに「七つの水仙(Seven Daffodils)」という曲があります。かくいう私も憧れて、友人とつくったフォークグループでギターを弾きながらよく歌ったものですが、みなさんもきっとよくご存知だと思います。ラッパズイセン(Daffodil)については、ギリシャ神話に次のような有名な話があります。ナルキッソス(Narcissos)は今でいうイケメンの若者でした。彼が妖精であるエコー(Echo)の愛をはねつけたところ、彼女は傷心のあまり姿を失い、ただ声だけが残ってただ声だけが残って木霊になりました。これを見た神に対する侮辱を罰する神ネメシスは、ナルシスを水に映る自らの姿を見て恋に陥るようにしむけて罰しました。彼は、来る日も来る日も水面に映る自分の姿にみとれていました。そして、美しい自らの姿から視線をそらすこともできず、とうとう衰弱して死んでしまいました。しかし、神は彼を憐れんで、彼の名を持つ花(Daffodil)に変えました。そして、ラッパズイセンは今でも水辺に咲いて、水面に映る自分の姿にみとれるように咲いています。

花言葉は、「うぬぼれ」「自己愛」

自己陶酔型の人を意味する「ナルシスト」は、ナルキッソスの神話に由来します。また、こだまや反響を意味する「エコー」は、森の妖精のエコーが語源となります。

また、ラッパズイセンは、薬用として、汁を蜂蜜、乳香と没薬と混ぜたものは、耳から膿を吸い出すのに用いられます。根とオオムギから作ったパップ剤は硬性の腫れ物に貼り、消滅させるのに用います。煮立てた根は嘔吐を引き起こすのに使用されます。